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#011 袋小路のミューテーション|岩井優

#011 袋小路のミューテーション|岩井優
日程:2011年11月26日(土)~2011年12月25日(日)
備考:オープニング・レセプション:2011年11月26日(土) 18:00-20:00
時間:12:00-19:00
休み:火曜日
料金:無料
会場:3331 Gallery

アーティスト:岩井優


● オープニング・レセプション:2011年11月26日(土) 18:00-20:00
レプションではパフォーマンスを行います。ビデオカメラ、動画撮影機能付のデジタルカメラや携帯電話をご持参の上、
撮影にご協力ください。ご来場者のみなさまによって撮影された映像は、会期中に作品となり展示されます。

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アジアの宇宙観では、小宇宙としての身体と大宇宙としての森羅万象が
「気」のエネルギーで繋がっている。
体内の循環や浄化などによって「気」の流れを高め、
均衡を保つことは東洋医学の根幹でもある。

日用品や食品の不条理な洗浄、家庭ゴミの廃棄や循環プロセスへの介入など、
岩井優の実践もまた、この循環や浄化への欲望のように思われる。
パフォーマンスやインスタレーションといった一過性の表現は、
事象の固定化を避け、流動性を維持することによって、
常に新鮮なエネルギーを再生させる手法でもある。
岩井の新作インスタレーションもまた循環、交換、再生を通して
新たなエネルギーを生み出してくれそうだ。

片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)


この度、3331ギャラリーでは岩井優の個展を開催いたします。

岩井は近年、「清掃」という日常的行為をモチーフにした作品を手がけ、国内外で制作・発表を行っています。消費物や人物、時には街や国家というスケールまでを対象とした清掃行為は、時には不条理、ナンセンス、過剰ともいえます。しかし、そこで生じる反応や感覚(これを岩井は「クリーナーズハイ」と名付ける)は私たちの生理的欲求や、その背景にある社会のアイデンティティ、歴史までも浮き彫りにし、「我々が抱えているもの」を突きつけるかにも思えます。

本展では、展示初日に「大量の磁器製洗剤ボトルをボウリングボールで破壊する」というパフォーマンスを行い、そこで起こる「突然変異」をもとに会期中新たな作品を制作します。袋小路が打破され、新たな入口/出口へと循環するその制作プロセスと作品展示を合わせてご覧下さい。


岩井優
1975年京都生まれ。2009年東京藝術大学美術研究科後期博士課程修了。博士(美術)。岩井はこれまで「クリーナーズ・ハイ」というテーマで、清掃 / ごみを作品制作に持ち込んでいる。インスタレーション、映像、パフォーマンスなど多岐に渡る表現媒体を用いて、私たちの暮らしにある清潔への欲望を、矛先をずらしながら示し、循環的な営みを問い直している。

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
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