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京都造形芸術大学+東北芸術工科大学卒業選抜展『Emerging #1』

京都造形芸術大学+東北芸術工科大学卒業選抜展『Emerging #1』
日程:2011年07月22日(金)~2011年07月31日(日)
時間:11:00-18:00
備考:ただし、22日は13:00開場、31日は17:00閉場
休み:2011年07月26日(火)
料金:無料
備考:イベントにより別途料金がかかります
会場:1F メインギャラリー、1F コミュニティスペース

アーティスト:京都造形芸術大学+東北芸術工科大学卒業生

アートの再生・アートの新生。京都造形芸術大学KUADと東北芸術工科大学TUADが2011年より始める精鋭ショーケースが『Emerging』展だ。
ヴァイタルな表現へ!!そして東北『福興会議』に今出来ることを問う。
www.emerging-japan.jp

『EMERGING #1』
主催:京都造形芸術大学+東北芸術工科大学
ディレクター:後藤繁雄(京都造形芸術大学教授)+宮本武典(福興会議発起人・東北芸術工科大学主任学芸員・TRSOプログラムディレクター)    
オープニングレセプション:7 月22 日(金)18:00 〜20:00

<本展覧会に関するお問い合わせ>
「EMERGING2011」事務局
住所:東京都千代田区外神田6-11-14 303-304
tel:03-3835-1813 / fax: 03-3835-1814
mail:info.emerging2011@gmail.com


<ディレクターステートメント>

『アートの再生・アートの新生』
―『エマージング#1』展プロデューサー 後藤繁雄(京都造形芸術大学 教授)

東日本大震災3.11は、大津波・地震・原発事故による放射能汚染という、三重の厄禍を日本にもたらしました。多くの人命、生活、産業、文化が流失し、また今も続く放射能物質の飛散は、雨や海流を通じ、日本の国土だけでなく、地球全域をおびやかしています。
自然観、生命観、倫理、表現。そのすべてが、かつてなかったほど根底から問い直され、再生・新生がせまられているのです。単なる「復興」ではなく、「新たな生」を如何に創出できるか。未来に向けた想像力の問いが、文化全域において、今始まったのだと思います。
『エマージング#1』展は、京都造形芸術大学が約10年にわたり東京において開催してきた卒展ショーケース『混沌から躍り出る星たち』展を拡大し、本年2011年から継続的に開催するものとして計画され、姉妹校である東北芸術工科大学をまきこみ、ダイナミックに「次代の表現」のリアルを世界へ提出することを目的として計画されていました。しかし、3.11により、「今アートにできることは何か?」「アートの力とは何か?」という問いを再度自らに問い直さなければならない局面をむかえました。ヴァイタルであること、いのちの表現とは。厄禍を反転させる表現エネルギー、それを問い直す場にすることが『エマージング#1』展の使命の一つであると考えます。

京都造形芸術大学と東北芸術工科大学卒業制作精鋭作品のプレゼンテーション展にとどまらず、東北芸術工科大学(「福興会議」)のさまざまな実践のドキュメンテーションを紹介するとともに、東北と東京が協働するためのプラットフォーム創出を探りたいと考えています。

福興会議|FUKUKOU KAIGI、トーキョーへ
―宮本武典(福興会議発起人・東北芸術工科大学主任学芸員
TRSOプログラムディレクター)    

東北芸術工科大学の復興支援チーム〈福興会議〉は、twitterコミュニティー上で地震翌日の2011年3月12日に結成(@fukukou_act)。14日に強い余震が続くなか、呼びかけに応じて学生・卒業生80名がキャンパスに集結した。以降、山形県内の避難所や宮城県沿岸部でサヴァイヴァルな支援活動に従事しながら「山形だから可能な/学生だから可能な」中長期的な復興プランを練り、GWから被災地でのボランティア行進をスタートさせている。「福興」とは、3.11以前の東北の再現を意味する「復興」ではなく、大震災を経験した私たちが、3.11以後にあらためて追い求める幸福の新しいカタチを、被災地の人々とともに考え、分かち合うこと。幸福の復興→福興を目指す具体的な活動として、福興会議は以下の4つを掲げている。
ⅰ. 美術/音楽/造形教育などの交流イベントを通して、被災地ならびに避難所における穏やかな「日常性の回復」をサポートする。
ⅱ. 仮設住宅や避難所での快適な生活や、支援者も含めたコミュニティーの形成に寄与する、建築設計/コミュニケーションのデザインリソースを提供する。
ⅲ. 他大学や、現地で活動するNGO/NPO/社会福祉協議会と連携し、被災地での学生ボランティア行進を運営・継続する。
ⅳ. 3.11からの東北復興のプロセスを、若者たちの視点で記録・発信し、東日本大震災の忘却に抗する。
東北芸術工科大学はさらに、福興会議ならびに山形県民のボランティア活動拠点として、旧山形県知事公館を改修したプロジェクトルーム『東北復興支援機構TRSO(トルソ)』を設立した。東北の若者たちがはじめた「福興」のネットワークは、東北圏内外の賛同者を得ながら着実にひろがっている。3331ARTS CYDの展示では、ラウンジにTRSOのプロジェクトルームを移設し、今後の震災復興に向けた東京×東北の協働のカタチを探っていく。
瓦礫やヘドロは片付きつつあるが、眼に見えない震災はまだ続いている。私たちが東北の現場を離れ、あえて「トーキョー」で語り合いたいのは、安全な場所からは「見えない被災」のディティールであり、同時にこの国の「見えない未来」の現実である。アートに何ができるか? 3.11以後の東北に生きる私たちは、その問いにさえ辿り着けていない。すべてはこれからはじまる。(www.tuad.ac.jp/fukukou/


<『福興会議』概要>

01:ドキュメント『3.11 After Reportーあのとき僕らは』

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世界が変わった3.11。そのとき東北の若者たちは、どこで、どんな〈心のゆれ〉を体験したのか。自らも被災した東北芸術工科大学の学生たちが、被災地をめぐり綴っていく3.11世代のインタヴューを報告展示。取材:福興会議(萩原良徳、金子正人、鈴木淑子)


02:仮設住宅『2525フレーム(Niko Niko Frame)』

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仮設ユニット「2525(ニコニコ)フレーム」は 宮崎県産のスギを用いた環境配慮型の仮設住宅。避難所の状況・要望に合わせて現地の被災者によるセルフビルドが可能である。岩手県山田町にすでに3棟が設置された2525フレームが3331ラウンジに出現。設計:森みわ(パッシブハウスジャパン)、竹内昌義(みかんぐみ)、馬場正尊(OpenA、東京R不動産)


03:プロジェクト展示『山形じゃあにぃ+ふらっぐしっぷ』

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山形出身の絵本作家でアーティスト・荒井良二が、宮城県沿岸部の4つの被災地で巡行中のワークショップキャラバンが3331に上陸。また、荒井が2010年に山形で開催した展覧会『山形じゃあにぃ』記録映画の予告編を先行上映する。(※映画本編は山形国際ドキュメンタリー映画祭2011で公式上映)http://www.yamagata-journey.com/


04:ショップ『coffee aid』

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コーヒーや煙草などの嗜好品が、避難所における支援者/非支援者の自然体コミュニケーションを媒介している様子に着目。山形のカフェと協働して、コーヒーやオリジナル焙煎豆を販売し、その収益を避難所でのコーヒー提供につなげる試み。東京のコーヒーフリークたちへ、『coffee aid』の招待。http://coffeeaid.info/


05:FUKUKOU LIVE vol.2 〈テニスコーツ × 荒井良二〉

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7月23日[土]16:30−19:00(開場16:00)
入場料:1,500円/定員:100名(12:30より会場入口で整理券を配布します)
ミュージシャンによる復興支援ライブをUSTREAM配信し、〈福興会議〉への支援金を募るプロジェクト。2011年5月12日に東北芸術工科大学で開催されたキックオフライブには、七尾旅人とDE DE MOUSEが出演した。『EMERGING#1』では、vol.2としてテニスコーツと荒井良二が異色のコラボレート。収益は荒井が宮城県沿岸部で巡行しているワークショップツアー『ふらっぐしっぷ』の活動や、被災地での『FUKUKOU LIVE vol.3』の開催資金となる。企画協力:岩井天志


06:福興会議@トーキョー〈東北/東京の温度差、どうする?〉

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7月24日[日]18:00−21:00
出演:福興会議/モデレーター:宮本武典/ゲスト:赤坂憲雄(民俗学者・学習院大学教授)、他
震災翌日の2011年3月12日、東北芸術工科大学のTwitterコミュニティーで誕生した復興支援ムーブメント・福興会議。EMERGING#1では、会議メンバーが3331ラウンジに集結し、福興会議のこれまでの活動報告をおこなうとともに、「東北/東京の温度差、どうする?」をテーマに観客参加型の議論をファシリテートする。みんなで考えよう、東北の福興を東京から!

<イベント>

PROGRAM A EMERGING:SYMPOSIUM
シンポジウム:アートの再生・アートの新生
『3.11以降の世界とアート』
7月31日(日)14:00−16:00
浅田彰×五十嵐太郎×石山修武×椿昇
モデレーター:千葉雅也
2011年「3.11」以降、アーティストたちは、世界に対する新たな感情、そして「自分たちに今出来ること」は何かという、次なる表現の探求に向かっている。自然観、いのちについての考え方、負の力を転換するポジティブなアウトプットの方法...。今、生成・再編成される新しいエナジーとは。

PROGRAM B ギャラリストによる作品審査会
詳細は後日webにて発表!
URL:http://emerging-japan.jp

PROGRAM C 講評会
7月23日12:00--14:00
今村有策(トーキョーワンダーサイト館長)+建畠哲(京都市立芸術大学学長)+薮前知子(東京都現代美術館)+EMERGING ARTISTS
京都造形大+東北芸工大を卒業したEMERGING #1出展アーティストを対象とした公開レビューをギャラリーにて開催。観覧・参加自由です。


[ 東北福興会議関連イベント ]
『FUKUKOU LIVE vol.2 〈テニスコーツ × 荒井良二〉』
7月23日[土]16:30−19:00(開場16:00)
入場料:1,500円/定員:100名(12:30より会場入口で整理券を配布します)

『福興会議@トーキョー〈東北/東京の温度差、どうする?〉』
7月24日[日]18:00−21:00
出演:福興会議/モデレーター:宮本武典/ゲスト:赤坂憲雄(民俗学者・学習院大学教授)、他


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