<閉館のお知らせ>
3331 Arts Chiyodaは、2023年3月15日をもちまして閉館いたしました。

<ちよだアートスクエア(旧3331 Arts Chiyoda)へのお問い合せ>
千代田区地域振興部文化振興課文化振興係
TEL:03-5211-3628
bunkashinkou@city.chiyoda.lg.jp

<合同会社コマンドAへのお問い合せ>
合同会社コマンドA
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-12-5 長谷川ビル2F
TEL:03-6803-2441
FAX:03-6803-2442
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閉館に伴うスケジュールと施設利用について
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アキバタマビ21第8回展/「せいめいのれきし」

アキバタマビ21第8回展/「せいめいのれきし」
日程
2011年04月23日(土)~2011年05月22日(日)
備考
オープニングレセプション:2011年04月23日(土)18:00-20:00/シンポジウム:2011年05月14日(土)17:00-19:00
時間
11:00-13:00/14:00-19:00
休み
火曜日
料金
無料
会場
201/202: アキバタマビ21

<スケジュールに関するお知らせ>

アーティスト:利部志穂、若林勇人、荒川徹、横倉裕司、中谷みちこ、川西隆史、大室佑介、高内陽彩、井出賢嗣 、野沢裕

07年多摩美術大学大学院彫刻専攻を修了した利部志穂(かがぶ・しほ)がキュレーション役となり、「せいめいのれきし」を感じさせる作家を選定するとともに、空間自体をつくりあげる展示を行います。


「せいめい のれきし」
長い長い宇宙の成り立ちの時間。
何億、何兆という星の集まりである、銀河系と呼ばれる星雲のひとつである
太陽が生まれ、生命が始まってから。
日光によって、生命が誕生し、人へと変化してからの、とても短い時間。
歴史として人間を捉える。
自らの一生は長く、全てと、感じる一方で今までの宇宙の発生からの時間にとっては、一瞬に過ぎない。
遠くと近くの視点をもって世界を見る。
個人の物語では、留まることのない、その外側。
それぞれの作品によって向かうイメージやストーリーのその先へここで展示する10人の作品(あるいは視点)は、一見して違う見た目や方法をしているのだけど、何か共通する、ある一定の緊迫感を持つ。
それは、きっと、今ある美術とか、アートとか、そういった言葉の中でどう位置づけられるか。とか今いる人の幸せのためにとか。
そういう、即効性のあるものではないかもしれない。
けれど、いつの時代にも、どんな状況でも、全てのものに共通する、存在や気配があると私は思う。それらは、もしかしたら人間の世界の、今ある言語ではたどり着けないかもしれない。
だからこそ、誰にも寄らない、地上の全てのものを、全く包まない、と同時に包んでくれる厚い包容力を感じる。
少なくとも私には、そういう存在が自分の生きている場所の同じ、地平線上にあると思うだけで、なんとか今日を起き上がる動機の一端として、作用してくれる。
彼らは、そんな感傷的な私の想いなんかとは、全く関係なく、熱く命を燃やし、それぞれの見えるものを、ただ、見えない要請に従って、追い続ける。
私もまた、そうありたいと、また、強く拒絶する日々をただ、見据えていく。
目が瞑れてもかまわない、真理に触れることができるなら。
初めて出会った時に感じた、好きとか嫌いとかわからないどうしたらいいのかわからない。どうにもならないような感動を。
ただ、静かに、強く、追い求める。

2011.04 利部志穂


●関連イベント●
・ オープニングレセプション:2011年4月23日(土)18:00-20:00

・ ライブパフォーマンス:2011年5月7日(土)17:00~

・ シンポジウム「情動のスケール」:2011年5月14日(土)17:00-19:00
パネリスト:荒川徹(司会)、沢山遼、石川卓磨
泣いたり震えたりする人間や動物の体の変化=〈情動〉を、感情をもたない人間以外のモノや自然のスケールに適用したときに見えてくる、人間と非人間のつながりを現代芸術から考えます。

当サイトには、入居している各団体が行う催事についての情報も掲載されています。
展覧会やイベントなどに関するお問い合わせは、各団体へお願い致します。

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