<スケジュールに関するお知らせ>
アーティスト:Shun Kawakami、宮村 弦、OHGUSHI、Wing Shya、HIDEKI INABA、Cyan、Sam Winston、The Luxury of Protest
経済の変化とインターネットの浸透により大きく社会構造が変わり、混沌とした時代を迎えた2000年以降、あらゆる価値観も大きく変わる環境にさらされている。アート、デザインというクリエイティヴの分野は経済と密接な関係をもたざるをえない要素から、現在の先進国の行き詰まり、新興国の急激な成長、後進国と呼ばれた国々の成長により、意識レベルの標準化に限りなく近づく方向に時代は動いている。そこでは、従来の型にはまったクリエイティヴの定義ではなく、新しいアート、デザインなどのクリエイティヴの定義が求められてくる時代である。すでに多くのクリエイティヴの分野で、個々の活動が分野にあてはまらずに自己の存在を危惧する多くの作家と出会ってきた。彼らの求めるものが、従来のカテゴリー分野とは微妙に異なってきているのが主な理由だが、その回答は現れず、異端児という言葉で片付けられてきた。こうした社会状況を背景に新しい時代の新しい定義を求めるために+81 Gallery+Labの実験がはじまった。2010年に活動を始めた+81 Gallery+Labでは、従来のアートやデザインというカテゴライズされた分野にとらわれることなく、+81の視点から世界を俯瞰して選択された作家群であり、世界の新しい価値観を築ける能力を基準として展示している。従来のアート型のヒエラルキーとは対照的な、世界の求める潜在ニーズの発見と定義づけを命題として運営されている。Andy Warholに象徴されるポップ・アートという分野が、裾野の広さ、幅、奥行きを拡大して、一部のコレクターと専門家であるアートというフィールドを一般大衆にまで知らしめたように、インターネットの普及した21世紀に新しい時代のポップ・アートが生み出されるものだと信じている。私たちは、新しい形の一般大衆に受け入れられ、後にも評価を維持できると推測される作家群をヴィジュアリストと称して世界に紹介していくために発足した。
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