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台湾南部地震支援金への御礼とご報告

お知らせ

2016年2月6日に発生した台湾南部地震のニュースを受け、
アーツ千代田 3331では1F受付前にて支援募金箱を設置いたしました。
ご支援を頂いた多くの皆様へ、心より感謝申し上げると共にご報告させて頂きます。

ご来場者皆様からの支援金合計額:45,736円

こちらの支援金とアーツ千代田 3331から100,000円の寄付をあわせ、
合計145,736円を台南のアーティストが立ち上げた
歴史的建造物の修復プロジェクトに寄付致します。

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台南には300年以上の歴史を持つ、寺院や建物が多く存在し、
今回の地震でその多くが壊滅的なダメージを受けました。
その一つには、西暦1739年創建された、台湾で唯一の風神を主神とする「風神廟」(写真下)などがあります。
台南を行き来する船の航海の安全を祈願する漁師や貿易に関わる人々から厚い信仰を集めてきました。

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住居やインフラへの復旧に支援が集中する中、台南のアーティストらが、
文化的価値を持つ建造物の修復を目的とした「UP 26 Charity show Project」を立ち上げました。
このプロジェクトは、アーティストのスタジオ・ギャラリー・イベントスペースを備えた、
アーツ千代田3331のような文化的複合施設「Polymer」に入居するアーティスト、
KUO I Chen氏(写真下)の呼びかけで始まりました。

polymer3.jpgのサムネール画像

polymer5.jpgのサムネール画像


アートスペースPolymerのギャラリーを会場として、2月27〜3月7日まで、
100名以上のアーティストらの作品を販売し、売上げを文化財の管理を担う台南市社会局へ寄付。
すでに45,000 USドル相当が集まり、参加したアーティストには台南市から感謝状が送られました。

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poly,er4.jpg


アーツ千代田 3331は、これからもアジアをはじめとするアートスペースとのネットワークを育み、
アーティスト主導だからこそできることにチャレンジしていきたいと思います。
2011年の東日本大震災からはじまった「わわプロジェクト」も丸5年を迎え、
今年は第三回3.11映画祭を全国30カ所のサテライト会場とともに実施しました。
一人一人の力は小さくても、小さなつながりを丁寧に紡いでいくことで、
すこしずつ私たちが望む未来に近づいていくことができると思います。
これからもアーツ千代田 3331の活動にご理解ご協力をどうぞよろしくお願いします!

<関連リンク>
UP 26 プロジェクト facebook ページ
台湾新聞の記事

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